ビヤヌエバ、退団濃厚も実は来年打つ?

野球の東京五輪予選を兼ねた国際大会「プレミア12」が2日(日本時間3日)、開幕した。1次ラウンドA組ではこの日、2試合が行われ、米国はオランダに9―0で圧勝。メキシコ―ドミニカ戦では今季巨人に所属したビヤヌエバが「3番・三塁」でスタメン出場した。


 今季、パドレスから巨人に加入したビヤヌエバ。巨人では73試合に出場したが、8本塁打24打点、打率2割2分3厘に終わって退団濃厚となっている。だが、プレミア12ではメキシコ代表に選出。初戦でスタメン出場すると、1打席目こそ空振り三振に倒れたが、2打席目に四球を選んで先制の満塁本塁打につなげると、3打席目には中日で今季8勝を挙げた左腕・ロメロから二塁打を放った。


 メキシコ代表には阪神を退団濃厚なナバーロ、中日とオリックスに所属した経験もあるクラークも出場。6回には6番・ナバーロ、7番・クラークが2者連続本塁打を放った。ドミニカは今季巨人を戦力外となったアダメス、広島・メヒアも名を連ね、4番には元楽天のペゲーロが座っている。