モタモタしてられないモタ絶好調 

ジャイアンツの育成選手、イスラエル・モタ外野手(23)が7日、阿部慎之助2軍監督の教えを胸に飛躍を目指す決意を示した。


G球場でファーム秋季練習に参加。

フリー打撃では阿部監督から「センター方向に打て」と助言され、中堅バックスクリーン上部直撃の本塁打を打つ。

右の長距離砲で、そのパワーは誰もが認める。課題は変化球への対応を含めた確実性。

阿部監督の言葉を徹底して必要以上に大振りせず、左翼後方の防球ネットを越えそうな規格外の特大弾など計10本のサク越えを放った。


 ドミニカ共和国出身。

育成選手として入団1年目の今季は主に3軍で経験を積んだ。10月の2軍フェニックス・リーグでは4本塁打を放ち、芯で捉えた時の破壊力は抜群。

この日は特守で阿部監督の外野ノックも受け「阿部さんのようなすごい選手だった方に教えてもらえて感謝している。全てを吸収したい」とハングリー精神を見せていた。