めちゃくちゃショックで、未だたまに泣きそうになります。

志村けんの死。

会えて志村けんと呼び捨てにする。

日本の最後最大の喜劇人だと思う。

小さい頃から影響された。

未だに口ずさむギャグ。

公会堂に観に行って、志村後ろ後ろは未だに鮮明だ。

早口言葉、ヒゲダンス、バカ殿、変なおじさん、ひとみばぁさん、芸者全てが考えられた笑い、でもシンプルで何も考えず笑える。

様々な人がテレビに合わせて変わるのに対し、志村けんはとことんキャラ、ライブにもこだわる。

最初はグーを編み出したのは、今思うとすごいことだ。

舞台、テレビで、ジャンケンするぞ、注目してとのわかりやすくする手法は凄い。

また、カトちゃんケンちゃんごきげんTVでの、今や当たり前のビデオ視聴者投稿の新しい手法。スタッフに無理だと言われたが突き通して反響もすごかった。

個人的にもお世話になった。

麻布十番のとある鍋屋で、たまたま居合わせたことがある。騒いでたら、何が面白いの？と聞いてきた。訳を話すと、勉強になると酒を注いでくれた。また飲もうなと先に帰った志村けん。支払いはすべてしてくれてた。

その後、たまたま熊本行きの飛行機で居合わせた。

その時のお礼がやっと言えた。

その時の返しがすごかった。

楽しい、笑う時間が1番幸せになる。

チミはそれをアタスにくれたんだから、お礼はこっちがしなきゃいけないんだよ。

一つだけお願いをしていい？

チミがもしおなじシチュエーションになったらお礼を言えることをして世の中を回して欲しい。

かっこよかったです。

　

あれから、変わらずお笑いに命をかけていた。

海外の喜劇を勉強しまくっていた。

泣いちゃいけないよね？

笑わなきゃいけないよね？

喜劇人は、笑って貰って価値があるんだもんね。

でも、あと少しだけ泣くことは許してください。

でも、あとは笑います。

大丈夫だぁって戻ってくれると思ったチミが、ダメだこりゃなんぁから。

追伸

野村克也さんの訃報も泣きました。

素晴らしい言葉を残してくれました。

我がジャイアンツが輝いたりくすんだりの喜怒哀楽をくれたのはあなたです。

もし、長嶋、王がいなくなる時は近いかもしれない。

そうしたら、多分、しばらく気力がなくなる。

長生きしてください。

僕が野球をしたのは、父がその流れで僕に教えてくれた事なんだから。