劇的マジック20!慎吾が決めた!

今日の試合は、全員気合いが入っていた。


高橋優貴はストレート、スクリューともに申し分無し。


丸の左右のホームラン。

岡本の軽打での繋ぎ。

ゲレーロのホームラン。


高橋から高木、大竹、澤村、中川、デラロサと繋ぐ。

8回中川で逆転は許すが、

9回2アウトからの粘りがすごかった。

若林、俊太が簡単に連続三振。

重信が2ストライクに追い込まれるが低めのツーシームをしっかり見て、そのあとはストレートを見てファーボール。

これは、ネクストに慎之助がいることの力みだ。そして代打、阿部慎之助。

いきなり3ボール。その後3ボール、2ストライクとなるが低めの2シームを見極め、阿部の粘りファーボール。さすが慎之助だ。

そして、繋いでくれたから何とかすると、簡単に2ストライクに追い込まれたが、坂本は執念でレフト前へ同点打。

苦手の山崎を打ち崩す。


10回はマシソンが素晴らしいピッチング。

10回裏は、エスコバーに簡単に抑えさせずに、

2アウトから大城2ベース、俊太がライト前ヒットも、ホームでアウト。サヨナラにならずもエスコバーから打てる雰囲気を作る。また球数を投げさせ次に繋げた。


11回は、昨日3イニング投げた田口が連投。

低めにコントロールし3者凡退でサヨナラのお膳立て。最高のピッチング。


11回裏は、先頭の重信が初球から153キロのストレートをライト前ヒット。


代打、石川慎吾か?増田か?と思われたが田口がそのまま。


もしサヨナラにならなかった場合、左腕は残ってないから、次の回の梶谷、筒香対策か?


田口、送りバントか?

1球目ボール。

2球目ボールのところで、なんと、重信が盗塁成功!素晴らしい走りだった。

今、考えると重信の盗塁は、田口を打席に送り完全に送りバントと思わせての盗塁か?確かにバントと決めつけたエスコバーはモーションが大きく威力ある球を投げようとし、捕手は慌てた。

この原監督の作戦はもの凄い。


ここで、代打、石川慎吾。


バントなら田口そのままか増田だろう。


慎吾が決めるフラグ。


2ボールから、

3球目。156キロストレート見逃しストライク。

苦い顔になる。


4球目、155キロのストレート。ファール。


5球目。インコース低めの157キロストレート。ボール。振りがちな、これをよく見逃した。

完全なボールであるが、振りがちな球。


6球目。154キロストレート。慎吾が思いっきり振り切る。

前進守備のセンターの頭を超えるか?


なんとそのまま、バックスクリーン右にホームラン!


劇的なサヨナラホームラン!


ヒーローインタビューのとき、

打席に入る前、坂本勇人から「3球振って帰ってこい」と発破かけられ、「1球目のストライクを見逃した時に勇人さんの顔が見られなかったです」とヒーローインタビューで笑わせた。


マジック20点灯である。何年も待ち続けたジャイアンツのマジック点灯である。




MVPは、石川慎吾、重信、丸、坂本、マシソン、デラロサ、田口、高橋などなど。全員でいっか!


美酒に酔いしれそうな今日である。