昨夜は、写真ばかりで、美酒に酔いしれたので

1つまともに書きたいと思う。

昨日の試合は、打てなく打ち手が無かった。

1つ言うならば、7回のゲレーロだけだろう。

内野ゴロ、外野フライでも1点で同点の場面で三振。代打無しでスクイズもありだった。

さて、書きたいのは戸郷だ。

ど新人、ドラフト6位の3月まで高校生であった、19歳の若武者、戸郷翔征だ。

プロ初登板初先発。5回途中2失点で降板となったが、堂々のデビュー戦となった。

被安打4、三振4、四死球2。2ランホームランによる2失点のみ。

何より1回を三者凡退、2回もノーヒットで抑えた事で勝ちへのフラグが立った。

記憶の限りでは最高速は153キロを記録し、ストレートは随時150キロを超えていた。

ストレート、カット、フォークなど、キレがあり、しっかり低めやコーナーに決まっていた。

打たれた3回だけはストレートが真ん中高めに行ってしまったが素晴らしかった。

炭谷のリードも良かった。

　勝てば5年ぶり優勝が決まる大一番。

先発が不足しているチーム事情もあって大抜てきされた。実績あるピッチャーがいるのに、何故に戸郷？と賛否両論あったが実力で黙らせた。

　２点失った後、それでも4回はノーアウト1塁で佐野をセカンドゴロのダブルプレー。ロペスを空振り三振に仕留めるなど安定した東急。5回に2安打されたところで交代となったが、このピンチは高木が無失点でしのいだ。

　初登板初勝利はならなかったが、打線が打っていたら勝ち投手になっていただろう。

交代時、マウンドに来た宮本コーチとグータッチしたくらいナイスピッチングだった。

畠、高田、大江、池田など伸び悩む中、19歳が躍動した。

降板時は、ファンも大声援で応えた。

成長が楽しみだ。そして大抜擢した首脳陣も嬉しかったかとだろう。

追記、田尾安志さんが、ラジオでこんな事を言っていた。

何で大一番で、新人の戸郷なんだ？と思ったが投球を見て納得した。と。

実力で認めさせた、久々の投手であった。