支配下→自由契約→育成契約?

他球団はどうしてるかは知らないが、

最近のジャイアンツは、

支配下登録→自由契約→育成契約

をする選手が多すぎる。


これは、若く、怪我があり、支配下登録では出場が微妙な選手で、将来性があり、再度支配下登録をしたい選手に使われる。


しかし、田中豊樹とか昨年野高木京介などは当てはまらないような気がする。


球団としては、再度支配下登録出来る状態になれば支配下契約、ダメなら育成契約でコストが抑えられるし、

FAの人的補償に取られる事もないので、一石二鳥なのだが。


そんな中、21歳の山下航汰が動いた。


山下は1年目の19年7月に育成選手から支配下登録され、背番号が「009」から「99」に昇格。9月にプロ初安打を放った。同年イースタン・リーグ90試合、打率3割3分2厘で首位打者に輝き、高卒1年目のファーム首位打者はイチロー以来27年ぶりという快挙を成し遂げた。

 2年目の昨年は開幕直前まで1軍で一塁スタメン争いに加わるも、右手首付近の有鈎(こう)骨骨折で離脱して手術。その後、右肘も痛めて1軍出場なしに終わった。その影響もあり、今年から再び1軍公式戦に出場できない育成選手となり背番号「099」に。主にアマチュアと試合を行う3軍では48試合で打率3割6分6厘も、2軍公式戦は21試合出場に終わった。現在はフェニックスリーグで躍動している。


そんな山下は、自由契約となり、退団することを決めた。ジャイアンツは来季も育成契約の方針だったが、山下は他球団で支配下選手契約を目指す為に退団した。今後はトライアウトの受験も視野に入れて移籍先を模索していくのたが、逸材の原石であるのは間違いない。

逃した魚は大きいとならなければ良いが。


山下、頑張って活躍してくれ。